練習がてら参加しませんか??と数週間前に誘われたので、都ロードに参加してきました。
朝起きると、なんかすげぇ天気がよくて・・・二度寝して・・・
起きたら、スドーマンのクルマが家の前にありました。
ありえないスピードで準備をこなして、車に乗り込んで出発・・・今回はスドーマンとアカレンジャーとかなちゃんさんでの遠征。みんなで喋りまくりでした。
クルマの中で作戦??を確認。
とりあえず集団が絞られるまでは他チームに任せて、そこに残ってからアタックなりなんなりを掛けるという、監督のオーダー。都ロードは初参加でレースがイメージできないかったけど、「大人しめでいこう」と言う事にして、オーダー確定??
で・・・レースは午後からだったので、修善寺のあたりの山を登ったりして、練習してからレースに出ようということになり・・・走り出すも、なんか、キツイ。アカレンジャーと「今日はコンディション良くないなぁー」とかいいながら、二人で会場周辺をウロウロして時間になったので園内へ。
今回、ジャージは学習院だけど、Volcaの一員として走るので、監督の傍にいてイロイロと情報収集。
今日のキーになる選手を教えてもらい、テキトーに脚を回してスタートへ。
で、レーススタート。
一周目は難なく集団前方で走行。逆周りだと登りの傾斜が強くないので、感覚的には楽。ただ、下りでテクニックの差が出やすいので、うまく前に置く選手を選んで走行。集団は比較的まとまっていて、ペースもそんなに速くない感じ。
二周目もまぁ平和な感じ・・・と思ったら、一号橋の後の登りのピークあたりで「キーになる選手」が飛び出した。「修善寺職人」とか噂を聞いた人だったので、独走で逃げられたらマズイと思い、自分だけで追いかける。そうすると、簡単に集団との差が発生した。
で、「集団に連れ戻すのではなく、僕とこの人がボチボチで逃げているほうが、他チームが僕らを追いかけるのに脚を消耗できるな」と考え、しばらく一緒に行こうと決意。
でも、すぐにいなくなってしまう・・・
さて、どうレースを組み立てようか・・・??微妙な距離で集団が後ろにいて、まだ周回数あるし・・・でも、なんだか登れてるし・・・まぁ、戻るんだったら、このまま行ったほうがいいかな!!とか考えながら、自分のペースで走っていると、長者が原の辺りで後ろからオーベストの選手。この人も「キーになる選手」単独で追ってきたみたいだけど、かなりキツそう。二号橋まで一緒に下るも、案の定、登りで遅れて集団に返品・・・僕はまだ余裕があったので、そのままのペースで、一人、逃げつづける。
そなこんなで、あっという間にレースは残り二周になり、集団との差も微妙に縮んできたけど・・・「もう行くしかないな!!」と気持ちを切り替えて、逃げ切り体勢に入る。「集団はスドーマンとアカレンジャーが上手く抑えてくれるだろう!!」と思い、仲間と自分を信じて、ペダルを踏み続けた。
最終周に入る所の登りで右脚が痙攣し始めてきたけど、我慢して走りつづける。後ろは絶対に振り返らない。気持ちが折れたりしそうだからね。序盤で余裕こいてたけど、今日の熱さと運動強度の高さに身体が順応しないらしく、やっぱりつらいし、胃が気持ち悪い。ただ、とにかく勝ちたかったので、我慢。我慢・・・我慢・・・と呪文を繰り返したけれど、最後の周の二個め登りで・・・ゲロ吐きました。(笑)ただ、吐いたからといって、脚を止める理由はない。
いいじゃないか、吐いたって・・・勝てれば。
「アイツ20キロ以上逃げたけど、最後ゲロ吐いて、負けたぜ」なんてのは、ダサすぎる!!プライドが許さない!!というか、人間失格です!!
という・・・わけのわからない心理状況の中、登りをクリア。
登った直後の180度コーナーで、対面側にスドーマン達の集団が見えた。スドーマンは必死に何か言っている。すごい気迫だ・・・
普通なら、結構離れてる距離なんだけど、なんといってもゴール目前。かなりヤバス。
なんで、下りはアウタートップでゴリゴリと踏んでやりすごし、最後のホームストレートへの登坂!!
攣った右脚が曲がりません!!でも、後ろから多分来ていると思い、もうガムシャラ漕ぎ!!
後ろから、スドーマン達集団がスプリントで叫んでいる声が・・・
自分も、もぅ野獣みたいな声を出しながらスプリント!!
ホームストレートに入り、ゴール100メートル手前で後ろを確認。
お!!まだみんな登ってるじゃん??
てことで、ジャージを直して、50メートル手前から、ガッツポーズ!!
勝ったよ・・・
レースの3分の2も逃げちゃったよ・・・
ゴールしたスドーマンとハイタッチをして、嘔吐物の処理・・・で、表彰式!!
いやーきもちいいねー。1位って♪♪
今後はもっとレベルの高いレースで、こんな走りができたらなと思います。
レース後、山で練習して帰ってきました。
今日の勝利はスドーマンとアカレンジャーのスーパーアシストのおかげです。ありがとうございました。
応援してくれた皆様にも感謝の気持ちでイッパイです。
本当にありがとうございました。
これからも頑張ります。