レース使用機材
フレーム キャノンデール スカルペル Sサイズ
サスペンション LEFTY 110SL 95PSI
タイヤ MAXXIS MONORAIL 2.1 F
HIGHROLLER 2.1 R
ヘルメット BELL 「Sweep R」
レース名 JシリーズXCO#1
日時 2008年5月5日
場所 滋賀県箱館山スキー場
距離 6.0km×8周 48km
結果 62位
・ レースレポート
例年より一ヶ月近く遅いスタートとなった、ジャパンシリーズの開幕戦。今年はスピードコースとして名高い、「箱館山スキー場」が開幕戦の舞台になった。
レースの10日程前にフレームが届き、タキサイクルさんにシーズンインの忙しい時期に頂き最優先で作業して頂き、新たなバイクのスカルペルを受け取りました。この場を借りて、お礼を申し上げさせていただきます。
一週間という短い期間でポジションや新しくなったサスペンションのセッティングを出すのには、少々苦労したが、スカルペルのポテンシャルは非常に高いことを感じました。(バイクについては、バイクレポートにて後述します。)
レース当日は朝から、曇り空の下で霧が非常に濃く、先行きが不透明な天候。ドライコンディションからインターミディエイトまで対応できる、Monorailを前輪に履き、後輪には雨天時の芝生区間走行時でのトラクションを得る目的でHighrollerを採用。準備を一通り済ませ、スタートの召集に向かう。ナショナルランキングはそれほど、上位ではない自分だが、今回はUCIランキングがスタートリストに反映され、昨年のU23選手権で獲得したUCIポイントのおかげで14位からのスタートとなった。自分の目の前には竹谷さんと山本カズ君が並んでいて、テンションは上がり、「一流選手に付いていくのも大事だけど、しっかり自分のペースを刻んで走る事」を主眼にレースをしようと集中する。
「パンッ」と空かした様な号砲とともにレーススタート。冬場のクリテリウムで高負荷に慣れさせただけあってスタート直後のハイペースには難なく付いて行く事が出来、最初の周の中盤までは先頭グループの見える位置で走る。やや苦しいが、身体は前に進めている感覚。少しオーバーペース気味だったので、スピードを落として、スムーズなライディングを心掛ける。30位くらいのラインで走っている状態で周りの選手とのリズムを取りながら進んでいく。が、レースが進むにつれて、腰の痛みが出てきた。それを意識してか、身体の動きにスムーズさがなくなり、バイクを前に進める事が非効率的になってきた。3周目後半に40位近辺まで落ちてしまい、気持ちは前に行きたいのだが、力がペダルに入っていかない。少しで詰められる差を詰められない悔しさを感じた。
4周を消化した所で、堪えきれなくなってしまい、ペースを完全に緩めて、5周目を走り、80%カットでレースを終えた。
今回は思う様なレースが展開出来なかったが、次回の仙台大会にはポジションやライディング等を修正して臨み、その直後にある、世界大学選手権では全力を持って取り組んで行きたいです。
以前、タキサイクルのお客さんに『MTBタイヤって、何がいいの??』
と尋ねられた事があったので、ちょっくらタイヤについてなど。
本格的にレースに参加する人なら、タイヤはコンディションに合わせて数種類用意する必要があります。
僕は『ドライ・ウェット・ウエット』の3~4種類を用意してレース会場に持って行きます。
ドライ Maxxis・crossmark
↓ Maxxis・Highroller
ウェット Maxxis・Ignitor
↓
マッド Maxxis・Medusa
と、おおまかにこんな感じ。あくまでも僕の好みです。
あとは、土質とか芝生とか的を絞って様々なセクションに対応出来るようなタイヤ選択をする感じ。
レースにおいてタイヤ選択はかなり重要な部分なので、色々と情報を集めたり、試行錯誤を繰り返しています。
まぁ・・・と言った所で、コンディション毎やら試走する毎にタイヤを換える人なんてのは、Jシリーズの選手くらいなもんで・・・
「毎週末のライディングに耐えて、どんなコンディションでもそこそこ安心して走れるタイヤ」ってのが皆さんの望むところだと思います。
そんなこんなで、僕のお勧めタイヤはこちら!!
Maxxis・IGNITOR UST1.95
このタイヤ・・・マッドコンディションで使用しても全然大丈夫なくらいグリップが良いです。実際、雨レースでの後輪はほとんどコレです。
と、言いつつ、トレイルでバイクをやや傾けると・・・スキーのエッジングの様に「ズズズ・・・」とコントロール可能な範囲内で気持ちよく滑ってる感覚が味わえ、コーナーの限界域を五角形のサイドノブが粘る事で押し上げてる感じがとてもよくわかります。
また、USTタイヤの中では軽めの600g前半の重量ですので、漕ぎ出しはとても軽いです。MaxxisのUSTタイヤは全般的にサイドノブがしっかりとした作りになっていて、「安心できるタイヤ」という事を考慮すると軽さと安心感という点では非常に良いタイヤだと思います。
僕は主に日々の練習やトレイルライドにはこのタイヤを使用しています。フルサスバイクで、主に関東近郊のトレイルを走るにはこのタイヤを是非使ってみてください。
まぁ、皆さんのバイクや乗り方に合わせて、最適なタイヤがあると思います。
僕がMaxxisで他にお勧めのタイヤは...crossmark とRancheroですかね~
両方ともエアボリュームがあるので、安心してドッカリと走ることが出来ます。高級外車(あまり乗ったこと無いけど)みたいにスムーズに流れる様なコーナリングが体験可だと思います。振動もよく吸収してくれて最近流行りの大滝なんかに持って来いなんじゃないかな・・・あとはリジッドバイクで腰が辛いなんて方には、かなり効果大かもです。
他に他に!!(←多い)
「いや!!とにかくドライ~ウェットで対応出来るレースタイヤが欲しい!!」
なんて方は、是非、HighRollerを使ってみてください!!僕の中でレースでの登板回数は群を抜いています。
って、イグナイターを紹介するつもりが・・・笑
日曜は応援ありがとうございました!!
神宮クリテでふがいない結果を残してしまったんで、レース後に50キロ。
今日は118キロという感じで微妙に練習してます。
一日、3時間~4時間をベースにして、そこにロングライドやら負荷の高い練習を加えていって少しづつ、レースモードの身体に切り替えていきます。
今週は普通に練習して、レースに臨みます。
調整は無しです。
練習の一環だと思って、しっかりともがいてきます。
テスト、終わりました。
多分、テストはほとんどアレでしょう。
アレなんだよ。
ほとんど、「優」が付くんだろうな。
へへ。
で、明後日はレース。
ちなみに月曜の夜からの睡眠時間・・・
多分、10時間もない。
若さでカバーです。(でも、学連の試合。)